こんにちは、ペーパー(資格だけ)フードコーディネーターのねこけち(
@necokechi)です。
前回、ハンのこってり国士無双麺を再現しましたが、

今回は同じく特級厨師試験の一次試験より、フェイさんがつくる龍髭麺の”絶対佳人”を再現しようと思います。絵柄やパフォーマンスはそんなに派手じゃないように感じますが、やってることや言ってることが、それはそれは無茶。っていうイメージ。中華一番らしい。

龍髭麺っていう極細麺

この麺、漫画では(ロンシャオメン)とルビが振ってあるけど、検索すると(ロンフーメン)って出てくる。真相はいかに。
読み方はさておき、とにかく細い麺らしい。
「二十回折りたたんで作る」っていうのは麺の生地の量と延ばす長さによるからイメージできないけど、「通常は十回くらいが限界」っていう記述から考えると、通常の半分の細さってことになるな。
それはさすがに無理だな。ネットで見ると現代でも普通にお店で食べられるそうですけど、少なくとも素人には無理だな。
で、ただの極細麺ではなくて、

蓮の香りがつけてあるらしい…これも無茶だな。
蓮の花の香りって嗅いだこと無いけど、そんなに強くなさそうだし、花を包んで一晩おいたくらいで生地に香りがつくとは思えんけどな。

で、細すぎてゆでられないから油で揚げるらしいです。
「あっさり味の」ピーナツ油で。
ピーナツ油ってピーナツの香りが結構強くて、全然あっさりしてないと思うけどな。清朝末期はまだサラダ油とか無かったのかな。ま、この料理にピーナツ油が合わないってことでは全然ないんだけど…蓮の香りが負けちゃうんじゃ…?
香りの正体が「蓮」であることを特定できなかった試験官を、フェイさんはぼろくそに言ってたけど、何か香りがつけてあることに気づいただけでも相当すごいんじゃないかな?フェイさん厳しすぎる。無茶だな。
具(と呼ぶべきか)
紅白のあまーい砂糖のみ。

砂糖をかけただけで「菓子としてまとめているのだ…」なんていう評価もらっていいのか?特級厨師試験だぞ?清朝末期って砂糖は貴重だったりしたのかな?もしそうだとしても、ただ砂糖をかけただけでこの高評価は無茶。
何かをかたどってるのか、とも考えたけど、たぶん何も無い。

たぶんほんとに砂糖を適当にかけただけ。
試験官に対するプレゼン

「国士無双」を表現するっていうお題で、国士無双とセットの「絶対佳人」を表現したとのこと。
無茶すぎる。
試験官は、蓮の香りが見抜けなかったことでぼろくそに言われて動揺してたんじゃないのかな。そんな時に「絶対佳人を表現しました」なんて的外れなことを、えらく自信満々に言われてさらに混乱したんじゃないかな。ここで絶対佳人を認めなかったら、またフェイにぼろくそ言われるんじゃないか、みたいなことが頭をよぎったんじゃないかな。ま、フェイさんはのちに大出世するんで、結果的にはここで恨みを買わない正解だったんだろうけど。
こんなんでいいのかな。広州の特級厨師試験は最難関らしいけど。
試作
蓮の香りをつける
蓮の花が咲くのは7月ころみたいだけど、入手できそうにないので、お香を買ってみた。
生花の香りとはまた別物だろうけど、何とかいい香りがついてくれれば…
と期待したけど、やっぱし香りはつきませんでした。生地に香料を練りこむくらいしないと無理では?
紅白の砂糖は仏さんから
赤の砂糖が売ってなかったので、仏壇に供える砂糖菓子をかってた。
おろして粉末に。
手で延ばす
手で延ばすラーメンのレシピを参考に、
薄力粉…500g
水………300g(粉の60%)
で挑戦。
肝心の麺を伸ばすところは失敗。最初から不可能なのはわかってたけど、20回折りたたむ予定が、5回くらいでもう生地が切れて製麺できず。
仕方が無いので麺棒でのばして包丁で切ったけど、それでも全然細くできない。

パスタマシンで延ばす
パスタマシンの一番細い替え刃を出してきたら、何とか細くできた。

味は、小麦粉を練ってのばして油で揚げて砂糖をかけた味がしました。


コメント
折りたたむ回数が10回増えるなら、仮に全部ふたつ折りにしたら
2×2×2×2×2×2×2×2×2×2=1024
およそ1000分の1では
ピーナッツ油はオリーブ油よりは癖の弱い油だと思いますが
ななし様
たしかに、半分じゃなくて1024分の1ですね。俺がアホでした。